自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

おんなともだち

今週半ば、久しぶりに心友のひとりと食事した。

最後に会ったのは、たしか一ヶ月前だっけ…?

と手帳をチェックしたら、なんと二ヵ月前、暑い盛りのことだった。

それも、ビーチで待ち合わせ…夏の思い出だよ、もう。

 

それぞれ今年は妙に忙しく、お互い空振りを重ねていたのだけれど

ようやくご対面。「いや~、久しぶりだね~!!元気ぃ?」

…なんて挨拶はしない。あたりまえのように会う。

 

10分前の話の続きのように、会わない間のあれやこれや、

いろいろ話をし、互いの状況をキャッチ・アップしていく。

特別ななにかではなく、出来ごと、自身の状態、

会社で起こっていること、周辺の変化…and so on.

 

言ってみればそれだけなのだが、話されている話題より

彼女と会って話をしていること自体に、安堵感を覚えていた。

酸いも甘いも噛み分けた「おんなともだち」の存在。

ありがたいなぁと思う。

 

ただ「この話はまだ言わずにおこう…」と思っていることがあっても

ほんの爪先ほどの変化を指差し、「あのさ、もしかしたら…」と

追求してくる狩猟犬なみの嗅覚には恐れ入るけれど、ね(笑)

 

彼女と重ねてきた時間、共有した出来ゴトや様々な思い。

こういう相手が存在してくれているおかげで、

私の人生の色合いは豊かに、そして、確実に幅広いものに

なっているのだろうと思う。

 

心地よく風の抜けるテラス、ふたりでワインを二本開け

夜に酔う。肩の力が抜け、ただ、ほっとする。

大丈夫、そのままでいいよ、歩きだせと背中を押してくれる

そんな「おんなともだち」に心から感謝した夜。

 

ありがとう。


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