自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

#87 *SPICE OF LIFE*「たった一人を確実に振り向かせる」

おはよう、由歌利です。

 

すっかり秋、お布団が気持ちいい季節になったね。

ところで、この秋は金木犀の香りをスルーしてしまったらしい。

 

もしかして私が停電で騒いでいる間だったのかな。

こうなったら、秋刀魚と松茸で挽回しよう^^

 

**12月9日(日)、JOYWOWはむっちゃ楽しくて心が動くイベントを全力企画中♪

ドレスコード有、目いっぱいおしゃれする企画なので、ぜひ、予定を空けてね。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

土曜日に所用でバーニーズ横浜店に行った時のこと。

職業上の習い性で時間さえあればすべてのフロアをさっと見るのだけれど、

メンズの靴売り場の一角で靴磨き、いや、Shoe shineのブースがど真ん中にしつらえられていた。

 

小さなディレクターズチェアに座って靴を磨く彼の手にした靴は

あれよあれよという間に極上の光を放っていく。

 

履き皺がある靴も、まるで最初からそうだったように新品以上に美しい作品!に変貌する。

全身全霊をかけて靴を慈しむような手業、見惚れてしまうとはこういうことをいうのだと思った。

彼、maestro所属の橋本仁さんは若く端正な顔立ちで、とても美しい手をしていた。

私の「なぜこの職業を?」というありふれた質問に、考えながらも丁寧に答えてくれた。

 

「最初は靴の修理会社に勤務をしていて、僕は磨き・染・洗いの部署に配属されていました。

その中でも磨くことが得意になっていき…略…現在一緒に仕事をしている松室と、

いつか仕事をしたいと夢見ていました。職人募集の記事を見て、すぐに応募したんです。

よく、好きじゃないとできないんでしょうねとお客様にいわれることがあるんですが、

好きだけじゃできません。愛です。奉仕の気持ちがなければできません」

 

そう笑顔で語る橋本さんの靴を持つ手を見ていたら

自分の靴を全部持ってきて磨いてもらいたい衝動に駆られた。

というより、ここまで手をかけてもらえるならその靴になってもいいと思った(笑)

 

ただの靴磨きじゃない。

maestroの橋本さんだからこそのshoe shineなんだ。

 

 

☆・:+:。+・。

 

先日、弊社阪本が「”たった一人”を確実に振り向かせると100万人に届く」という本を出した。

まさに、こういうことなんだよね。

全身全霊でたった一人のために、身体を屈めてその人の履く靴を磨く。

自分の仕事への敬意、自信、そして愛。

「磨かせていただく」、彼の姿勢から感じる言葉。

私は間違いなく感動した。

企業秘密のオリジナルレシピ靴クリームの存在もあるとはいえ、

その美しい所作と磨き上げられていく靴とその行程に魂を感じたんだ。

だからこそ、私のこの感動は周囲にいるひとに確実に広がっていく。

これってさ、仕事をするほうもされたほうも、すごくしあわせな構図だよね。

 

笑顔でお金をお支払いすること、受け取ること。

商いの基本って、まさにこれだよ。

 

☆・:+:。+・。

 

自分の仕事、芸に謙虚さと愛を持って臨むこと。

言葉でいえば簡単なことなんだ。

 

それを体現している人に出会うと、無条件に嬉しくなる。

 

人は、仕事に対する姿勢にお金を払う。払わせていただくっていうのかな。

自分自身の仕事に対する姿勢を見返す謙虚な気持ちになる。

私はお金を頂く価値ある仕事をしているのかどうか。

笑顔を生み出せているかどうか。

 

例外なくどんな商売も、やっぱり「ひと」。

「ひと」の気持ちを排除した商いは遅かれ早かれすたれていく。

仕事はお金をもらうためにすることじゃない。

事に仕える、ひとに仕えるその姿勢がお金を生むんだよ。

お金を欲しがる人には仕事を依頼したくないものね。

 

やっぱりね、愛だよ、愛♪

 

 

※maestroの情報はココ⇒www.maestro.co.jp

 

由歌利

 

今週もご機嫌さんでいこうね。

LOVE & HUG:-)**

 

 

 


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