自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

#241 *SPICE OF LIFE* 「不器用な愛」

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こんにちは、由歌利です。

日曜日の那覇は夏、

久々のてりってりなお日さま。

肌が出ている部分すべてに

最強日焼け止めSPF50を塗って

一時間走ってまいりました。

日焼け止め、ほぼ役に立たず。

まぁね、仕方ない。

ここ、沖縄だもん(笑)

今週もどうぞよろしく。

 

 


 ☆・:+:。+・。

 

 


今朝、目覚めた時に「あれ?」と

思った。さっきまで母と一緒に横浜に

家を借りる話をしていたのに。

横浜に家があったら便利だなと思っていた。

(いま、ママはどこにいるんだっけ?

えっと…綱島にいて、どこに住んでる?

従兄が銀色のベンツをくれるって、

鍵を渡されなかった?あれ?

あれれ?…)

しばらくして。

ようやく現実が戻ってきた。

 

 


亡母の夢を見たのは久しぶりだった。

実際には、母は夢に出演しておらず、

その存在が色濃くあっただけで、

出演した関係各位と母がいる前提で

夢の中での会話が進んでいただけ。

母が亡くなったのは2002年2月。

もう14年も経った。

今日は、個人的母の日につきあってね。

 

 


 ☆・:+:。+・。

 

 


母親というのは凄い存在だと思う。

 

 


亡母はとても勝手なひとだった。

私に求められていたのは

「母を理解してすべてを許す役」だった。

まあ、無理である(笑)

20代終わりの頃はよく喧嘩したよ。

私の感情をむき出しにさせることが

出来るのも、母だからだろうね。

母の感情爆裂は私の20倍すごかったし。

あんなにも反発し、時に憎み、

なによりも煩わしい存在だったのに

死んでなお、その存在が色あせない。

他の他界した親族や知人のことは

ほとんど思い出しもしないのに

彼女のことは忘れない。

 

 


亡母は料理上手なひとで、

料理人としての手際と

味付けに関するセンスは抜群だった。

潔癖なほどきれい好き。

着飾ることが趣味で、

バッグと靴の箱の数は凄かったなぁ。

芝居と酒と煙草、珍味に辛いもの、

そして化粧すること、

兄弟姉妹付合いが大好きだった。

それ以外の人間関係は壊滅的にダメ、

直情型でテンションが高いときの

ハチャメチャぶりは言葉にできない。

理屈や理論、正論は一切通用しない。

ヒトラーか亡母か、というほど。

世間でいうところの母親的なことは

3%もしていない。

たいしたものである。

 

 


 ☆・:+:。+・。

 

 


亡母は私の反面教師だった。

大嫌いだったし、否定していたし

母のような人生も性格も

まっぴらゴメンだと思っていた。

不条理で不器用なひとだったよ、本当に。

本気でキライだった。

でもね、それくらい大好きだった。

理解してほしかったし

抱きしめてほしかった。

仲のいい親子になるのに39年かかった。

NYから電話をしたとき、

「由歌利、お前、今、幸せ?」ときかれた。

「幸せだよ。産んでくれてありがとう」

と伝えたら、受話器の向こうで号泣していた。

帰国して、母が行きたいと言っていた

チャイナタウンの中華料理店で食事し、

次はどこにいこうか、あれをしようか、

さあこれから徐々にってときに

彼女は喉にお餅を詰まらせて

あっけなく逝ってしまった。

普通のお餅、嫌いで食べなかったのにね。

母流の見事な最期だとしかいいようがない。

 

 


 ☆・:+:。+・。

 

 


「ほんとにお前は出来過ぎな娘で

金の無心もしなけりゃ、あれ買ってもない。

相談の一つもして来やしない。

たまには愚痴くらい言いなさいよ。

そのくらいママだって聴けるわよ。

そうそう、お前に食べさせたいと思って

超辛口の銀鮭を買ってあるのよ。

今日持ってくるの忘れちゃったわ。

この次ね!」

亡くなる一週間前にそう言われた。

葬儀など諸々の行事を終え、

母の部屋で遺品整理をしていたら、

冷凍庫で、超辛口の銀鮭を見つけた。

…泣けた、ほんと。

今もあの瞬間を思い出すと泣けてくる。

カチコチの銀鮭に、

母の愛が染み込んでいた。

愛されていたんだと、

その鮭が教えてくれた。

 

 


 ☆・:+:。+・。

 

 


亡母は身勝手の極致だったけれど

私をこの世に産みだし

育ててくれたことは特大花丸だ。

今、一番会いたいひとはと尋ねられれば

迷わず、この母だと答える。

 

 


歌子さん。

母の日おめでとう。

あなたの娘に生まれてよかったよ。

ほんとに、心からありがとう。

やっぱりね、

ものすごく会いたいよ。

 

29才の母・歌子。一番きれいな頃なのかな。

29才の母・歌子。一番きれいな頃なのかな。


LOVE & HUG:-)**

 

次回配信は5/23(月)です。

来週は横浜にいます。もう出張時期なんだよねー。

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